代表挨拶
あなたの心に幸せのベルを響かせたい
子どももおとなも、老いも若きも、女性も男性も、社会に存る人としてともに暮らし、ともに働き、ともに支えあいたいと考えます。自分らしく生きたいとは、誰もが想うこと。その願いを分かち合い、生活に彩りや潤いを深めて地域で一緒に暮らしたいものです。
わたしは、高校生の頃、JRC(ジュニア・レッド・クロス:青少年赤十字)に参加し、大学時代は、児童養護施設を訪問し子どもたちと遊んだり、日赤病院に長期入院している子どもたちの勉強をみたり、院内図書の絵本貸出しのボランティアをしておりました。その後は、中学校講師や政治活動、平和や環境問題の市民運動を経験し、いまでもリサイクルステーション活動に関わっています。
二十年も以前のことですが、名古屋市西区にあるなごや職業開拓校(社会福祉法人共生福祉会運営)の設立時、則武家うどんの店舗で知的障がい、精神障がいの方々と働く機会を得たことは、エポックメイキングでした。
現在、中村区役所新庁舎が建設中の場所は旧本陣小学校の跡地ですが、空き教室が「コンビ本陣」として起業まもない市民事業者に賃貸され、そこで介護ステーションれもんを開設しました。特定非営利活動法人ベルフェアが障がい福祉事業を始めた第一歩です。放課後等デイサービス及び児童発達支援事業、生活介護事業を中村中川の地で展開し、十余年。ご縁をいただいたことに感謝しております。
還暦を過ぎ敬老パスを持って、現役ヘルパーとして働けることがうれしく、わたしの誇りでもあります。デイサービスや生活介護に通われる子ども様や利用者様の笑顔に励まされています。若い理事や職員たちも次代のしごとを担うべくがんばる所存ですので、ご指導ご協力をお願い申し上げます。
介護福祉士・社会福祉士
伊藤啓子